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2020年1月29日、中島啓江メモリアル公演Vol.3「日本の心コンサート～夢で逢いましょう～」が、開催されました。

この公演は1994年～2014年まで21年間　啓江先生が亡くなる年まで開催されていた、銀座博品館劇場で行っていた「夢で逢いましょう」公演をモチーフにしました。

啓江先生が2014年11月23日に亡くなり、その後残されたスタッフで何とかその遺志をつなげたい、何かできることはないかと考え、メモリアル公演Vol.1オペレッタ「こうもり」、そしてVol.2音・劇「町内会」を開催しましたが今回は初心に戻り、コンサート形式で日本の心の歌をお届けしました。

日本の美しい四季の中から選ばれた童謡唱歌を中心に1部は進められ、最後に会場全体で歌った「仰げば尊し」は、実は博品館劇場で行われていた「夢で逢いましょう」の中で啓江先生が続けていた、戦中に卒業式をすることが出来なかった観客の方に「卒業式」をしてあげたい、この歌を送りたいと始めたものです。会場全体で本当の卒業生のように起立をして歌うと、胸が熱くなり同時に目頭も熱くなったことを今も思い出します。

2部では、「夢で逢いましょうVol.15」で特集した内容をもとに、啓江先生をかわいがって下さっていた永六輔先生、中村八大先生の曲を中心に歌いました。どの曲も啓江先生が歌った懐かしい曲ばかりでした。中でも今回は選曲に入っていませんでしたが「卒業写真」は永六輔先生が啓江先生のために作ってくれた曲でよく歌われていました。


次回も、古き良き忘れてはならない日本の心を代表する曲を、またお送りできることを楽しみにしております。